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【挫折注意】恋愛依存症を克服するまでの改善段階 〜全6段階〜


「恋愛依存症克服に向けて頑張っているけど、いま自分がどの程度良くなっているのか知りたい」

「良い感じに変わってきたと思ったら、すぐに後戻りをしているようで、結局なにも変わってない気がする」

「正直克服する自信がない、諦めようかな…」

という方向けの記事です✍️✨


今回は、恋愛依存症を克服するまでの改善段階をわかりやすく解説していきます。


この改善段階を知っておけば、

✔︎ 途中で挫折しにくくなる
✔︎ 現時点の改善度合い(改善段階)がわかる
✔︎ これからどのような段階を踏んでいくのか見通しが立つ
✔︎ 現時点の改善度合いとこれからの見通しが立つことによって、克服への不安が減って前向きになれる

というメリットが得られます。


恋愛依存症のときは、どうしてもネガティブ思考が先行するため「頑張ってるけど全然良くならない…」と感じ、克服を途中で諦めてしまうことも珍しくありません。


ですが、それは客観的な事実ではなく"ネガティブな主観"にすぎません。


ネガティブな主観のせいで恋愛依存症の克服を諦めてしまうのは、非常にもったいないことです。

私の経験上、恋愛依存症を克服すれば"一石二鳥どころじゃすまないほどの利益(恋愛の質、結婚生活の質、仕事の質、趣味の質、親子関係の質、友人関係の質、子育ての質の向上など)"が得られます。


まちがいなく、恋愛をとおして人生ごと劇的に変わります。


そのような大きなチャンスを

ネガティブな主観ごときで途中で諦めてしまうなんて、もったいなさすぎる!!!

と私は思うのです。

いまからお話しする『恋愛依存症を克服するまでの改善段階』を理解して、あなた自身に正しい評価をしてあげてください✍️

この記事を読んでいるあなたは、たとえ体感がなかったとしても、確実に改善に向かっています。

そして、改善段階の全体がわかれば、ある程度の見通しを立てながら克服に取り組めるようになります。

その安心感があるのとないのとでは、やはり克服に対する"やる気の維持"も大きく変わることでしょう。


いまのあなたを誇りに思ってください。

そのまま建設的な努力していけば、あなたは必ず克服できます。


🌝 記事の解説者:満月(みつき)

元 恋愛依存症(@loveshare0001
脳のしくみや心理学を学び、恋愛依存症の克服・回避依存症の夫との関係を劇的に改善。

現在は、恋愛依存症者の脳とメンタルを整える「心美矯正師」として活動。心理系資格は5種。

noteやTwitterによる発信活動、心理分析、心理療法によるカウンセリングサービスを提供する。サポートカップル数400組以上。


▼ 恋愛依存症を克服するまでの改善段階 ▼

第0段階:無自覚
第1段階:恋愛依存症だと自覚する
第2段階:恋愛依存症を克服しようと試みる
第3段階:自責や絶望を体験する(挫折注意)
第4段階:克服するまでの過程を知り、いまの自分を受けいれる
第5段階:克服するための努力を継続する
第6段階:恋愛依存症を克服できる


以下、そのときに感じるであろう恋愛依存症者の心境の変化や、私の事例もふまえて解説していきます✍️✨


第0段階:無自覚


第0段階では、まだ自分が恋愛依存症だと気づいていません。薄々気づいていたとしても、まだ自分の問題に意識が向かず、問題視していない段階です。


この時期は、パートナーとの関係が悪化するたびに恋愛依存症の禁断症状※(さまざまなネガティブな思考や感情)に苛まれながらも、

「生まれつきの性格のせい」「ネガティブ思考のせい」「メンヘラな性格のせい」と簡単に片付けやすい時期。

※ 代表的な禁断症状
強迫的な愛への渇望、不安、孤独感、空虚感、無価値感、絶望感、焦り、怒り、憤り、悲しみ、恨み、憎しみ、自己嫌悪、自己否定、不眠、動悸、食欲不振 etc


苦しい恋愛や夫婦関係をくりかえしていたとしても「男運が悪い」「相手が悪い」など単純に考えてしまいます。

まさか自身の恋愛依存症のせいで、そのような現実を引き寄せているとは考えもしません。

そのため、自分の根本的な問題を解決することには意識が向かず、相手を変えること(本やネット上の恋愛テクニックなど)ばかりに意識が向きます。

また、せっかく恋愛テクニックを学んでも恋愛依存症のせいで感情がコントロールできず、行動のコントロールもできないため、正しく実践できないことがほとんどです。


第1段階:恋愛依存症だと自覚する


第1段階は、自分が恋愛依存症であることに気づき、自覚する段階です。

実は、この時期から恋愛依存症の改善は、すでに始まっています👀💡

自分が恋愛依存症だと自覚する予兆として、下記のようなことに疑問を持つことが多いです。

なぜか大切にしてくれないクズばかり好きになる
パートナーから愛されることに対する異常な執着
パートナーとの関係が悪化したときの明らかに正常とはいえない自分の精神状態
苦しい恋愛や夫婦関係を一度だけではなく何度もくりかえしている

このようなことに疑問を持ち、「もしかしたら自分には何か心の問題があるのでは・・・?」と感じるようになります。

それを皮切りに、本やネット上での情報収集するようになり、「自分は恋愛依存症なんだ・・・」と自覚するパターンが多いです。

ただ最近は、自分のパートナーが回避依存症であることに気づき、芋づる式で自分も恋愛依存症であることに気づく、というパターンが増えてきました。

どちらにせよ、自分の問題に気づけるというのは本当に幸運で素晴らしいことです。気づけるからこそ、改善するための努力をしようと思えるんですから。


私は仕事柄、よくTwitterでリサーチをしていますが、恋愛依存症なのに恋愛依存症だと気づいていない"自称メンヘラ"と言っている人たちが本当に多いな・・・と感じています。

そんななか、すでに恋愛依存症を自覚できているあなたは本当に幸運で素晴らしいのです。


第2段階:恋愛依存症を克服しようと試みる


第2段階は、自分が恋愛依存症だと自覚したことで「どうすれば恋愛依存症は治るんだろう?」と考えるようになり、恋愛依存症を克服しようと試みる段階です。

本やネット上の情報を頼りに、試行錯誤しはじめます。

この段階で

質の良い情報を見つけ出せるか
メンター(支援者や指導者)を見つけ出せるか

が、この後の運命を左右します。


第3段階:自責や絶望を体験する(挫折注意)


第3段階では、克服するために試行錯誤するなかで"恋愛依存症である自分(相手に依存している自分)を責めたり、なかなか恋愛依存症を克服できないことに激しく絶望する"ようになります。


この時期は、各改善段階のなかで一番辛く苦しい時期☠️☠️☠️


ですが、自責や絶望に駆られるということは、それだけ自分の問題に気づく力がついてきているということです。(自分の問題に気づけるくらい心が強くなってきている証拠)


自分に対する自責や絶望は、恋愛依存症を克服するときの"好転反応(改善に向かう途中に起こる一時的な悪化)"のようなものだと捉えてください🧠


とはいえ、おそらく9割以上の恋愛依存症者が第3段階で挫折を経験します。


私の場合は、20歳のときに一度挫折しました。

当時はいまほどネットやSNSが発達していなかったこともあり、質の良い情報やメンターを見つけ出すことができず、ひとり孤独に迷子のように挫折しました。


それだけ自分の問題と向き合うというのは辛く苦しいことですから仕方がありません。

挫折すると、

「恋愛依存症なんてよくあることだ」
「次の恋愛こそ幸せな恋愛ができるはず」
「恋愛依存症なんて簡単に克服できない、自分には無理だ」
「自分にはこんな人生がお似合いだ、どうせ愛されることなんてない」

などと、現実逃避するようになります。

現実逃避中は、脳のなかから恋愛依存症の問題が抜け落ち、ほとんど思い出さないようになります。


私の場合は、この現実逃避を6年間ほど経験しています。

そして、再び自分の根本的な問題を解決することには意識が向かないようになり、相手を変えること(本やネット上の恋愛テクニックなど)ばかりに意識を向けるようになります。

一定期間現実逃避したあと(数ヶ月〜数年)、なにかのキッカケ(そのときのパートナーとの問題)で

「やっぱり恋愛依存症を克服しなければ、ずっと苦しい恋愛や夫婦関係をくりかえしてしまうんだ…」

ということに気づき、再び第2段階にもどり、克服を試みるようになります。


ほとんどの恋愛依存症者が、恋愛依存症を克服するまでに第2段階と第3段階の経験(克服を試みる → 自責や絶望 → 克服を試みる → 自責や絶望 → 克服を試みる)を複数回くりかえしたのち、第4段階へ進んでいきます。


この第3段階で"挫折したまま人生を終える人"も少なくありません。

ですから、いま諦めずに恋愛依存症の問題と向き合っている(なにかヒントを得ようとこの記事を読んでいる)あなたは、それだけで本当に凄いことなのです。


第4段階:克服するまでの過程を知り、いまの自分を受けいれる


第4段階では、克服するまでの過程(この改善段階)を知り、第3段階での自責や絶望をする自分を受けいれるようになります。


以下、具体的に話していきます。

恋愛依存症を克服する際、多くの人が本やネット上から情報収集することになると思いますが、本当の意味で有益な、質の良い情報は"ほんの一握り"です。


運よく質の良い情報にたどり着けば、

恋愛依存症である自分(相手に依存している自分)を責めたり、なかなか恋愛依存症を克服できないことに激しく絶望することは、恋愛依存症を克服するまでの改善段階の一部であり、すべての恋愛依存症者が経験することなのだ

という事実を知ることになります。


そして、恋愛依存症の克服は

"自責や絶望をくりかえしながらも諦めずに建設的な努力(結果につながる行動)をした末に実現できることなんだ"

ということに気づきます。


この仕組みに気づけると、恋愛依存症である自分(相手に依存している自分)を責めたり、なかなか恋愛依存症を克服できないことに激しく絶望する自分のことを受け入れられるようになり、結果的に以前よりも自責や絶望が薄らぐようになります。

これが第4段階です。

第3段階(自責や絶望を体験する段階)から第4段階(克服するまでの過程を知り、いまの自分を受け入れる段階)へと進めずに悩んでしまう方が多いと思いますが、そのような方に伝えたいことがあります。


恋愛依存症に限らず、すべての依存症の克服は「3歩進んで2歩下がり、1歩ずつ進んでいく」ような流れで改善していきます。

なかなか克服できなくて当たり前です。

ダイエットや筋トレと同じように、理想の自分になるためには時間が必要です。

でも、コツコツ努力を続ければ確実に改善していきます。

たとえ自責や絶望をしたとしても、それはあくまでも"一時の体験にすぎない(それが永遠に続くわけではない)"ということを頭の片隅に置いておくようにしてください🧠✨


第5段階:克服するための努力を継続する


第5段階では、いよいよ恋愛依存症を克服するという覚悟が固まり、

頻繁にセルフケア(セルフセラピーやワーク)に取り組むようになったり、プロケア(各専門家のサポート)を受けるようになります。


これまでの段階との大きな違いは、セルフケアやプロケアなどの克服するための努力を、単発的に取り組むのではなく"継続(習慣化)"するようになった点です♾✨


▼ 私が実践したセルフケアとプロケアは下記の記事で解説 ▼

この時期は

自分のことを愛したい
自分のことを助けたい
自分のことを幸せにしたい

という本質的な目的に強くフォーカスするようになります。


ときには第3段階と同じく恋愛依存症である自分(相手に依存している自分)を責めたり、なかなか恋愛依存症を克服できないことに激しく絶望することもありますが、

それでも恋愛依存症を克服するための努力を惜しまないようになります。


自責や絶望は"改善段階の一部"だと客観的に理解している(つねに頭の片隅にある)し、それだけ覚悟が固まっているため、ちょっと落ち込んだくらいでは諦めません。

このように、第2段階では"恋愛依存症の克服を試みる = ちょっとかじるレベル"だった状態が、第5段階では"克服するための努力を継続する = 日々の習慣になるレベル"の状態になります🧠✨


恋愛依存症を克服できる人とできない人の差は、シンプルに建設的な努力を継続するかしないか。それだけです。


セルフケアだけで克服するのか、プロケアも受けながら克服するのかは個人差がありますが、どちらにしても多少のお金がかかることは避けられません。


私の場合は、第5段階あたりからそういった支出に関して「お金かかるな…高いな…」と漠然と感じるのではなく

"幸せな未来を実現するために必要なお金"

だと考えられるようになり、積極的に自己投資するようにもなりました。

この時期の私は毎日のようにセルフケアに取り組み、自力で克服できるレベルではないと感じたため、プロケアも月に2、3回は受けていましたね。


第6段階:恋愛依存症を克服できる


第6段階で、ようやく恋愛依存症を克服できます。
本当におめでとうございます。

恋愛依存症を克服したことで

依存心が消え去る
自己肯定感が高まる
禁断症状がなくなる
クズをクズだと認識できる
相手の言動に一喜一憂しなくなる
愛されることへの執着がなくなる
相手に対する異常な期待が薄れる
素敵な異性は山ほどいると気づける
恋愛以外に楽しめることが見つかる
感情が安定し、いわゆる自爆とは無縁になる

上記のような状態に変化します。

ただ、『たった3ヶ月で恋愛依存症を克服した方法』の記事でお話ししたとおり、依存症に後戻りはつきものです。

後戻りしないためにも恋愛依存症克服のチェックリスト14選を必ず意識するようにしてくださいね。


以上、恋愛依存症を克服するまでの改善段階でした🕊✨

第0段階:無自覚
第1段階:恋愛依存症だと自覚する
第2段階:恋愛依存症を克服しようと試みる
第3段階:自責や絶望を体験する(挫折注意)
第4段階:克服するまでの過程を知り、いまの自分を受けいれる
第5段階:克服するための努力を継続する
第6段階:恋愛依存症を克服できる


今のあなたは、どの段階でしたか?


大切なことなので何度も言いますが、多くの恋愛依存症者が第3段階(自責と絶望を体験する)で挫折しやすくなります☁️


恋愛依存症のときは、どうしてもネガティブ思考が先行するため「頑張ってるけど全然良くならないじゃん…」と感じ、どうしても挫折したくなるのです。


私は恋愛依存症の克服には"挫折はつきもの"だと考えています。

かりに、今後あなたが挫折したとしても何も恥じる必要はないし責める必要もありません。

ですが、必ずタイミングを見計らって立ち上がってください。


たとえ「全然良くならない」と感じたとしても、"第3段階まで = 全6段階中の半分まで"進んでいることは事実です。


あとは、残りの半分。

第4段階:克服するまでの過程を知り、いまの自分を受けいれる
第5段階:克服するための努力を継続する
第6段階:恋愛依存症を克服できる

この流れのとおりに進むだけです。


一時のネガティブな主観に惑わされないでください。
あなたは確実に克服に向かっています。


建設的な努力を継続すれば、必ず恋愛依存症は克服できますから。

私はここで、応援しています。





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