見出し画像

【有料級】恋愛依存症と回避依存症カップル「恋愛初期から結末までの心理」 〜共依存恋愛サイクル〜

(最終更新日:2024.4.1)

👸 恋愛の国のシンデレラ

「 いつもいつも不幸な恋愛ばかりです。」

「 付き合ったり別れたりをくりかえしています。」

「 仲良くなったり仲が悪くなったりをくりかえしています。」

このような経験はございませんか?


もしかするとあなたは、恋愛依存症と回避依存症のカップルによくある"共依存恋愛"という状態に陥っているかもしれません。


共依存恋愛とは、
恋愛依存症者回避依存症者が陥りやすい特有の恋愛スタイルのこと。


愛着スタイル不安型と回避型(恐れ回避型含む)による恋愛スタイルにも当てはまります。)

🧠 前提知識 🧠



※ 上記の記事には前提となる知識をたくさん詰めこんでいます。まだ読まれていない方は、あとからでもいいので必ずご一読くださいね!


過去のわたしがそうだったのですが、共依存恋愛に陥ってるときは、とても辛くて苦しくなります。

その存在に気づかなければ、無限のサイクル(通称:共依存サイクル)のように繰り返してしまう恐ろしい恋愛癖のようなものなんです💔

(パートナーと別れるという意味ではなく)辛くて苦しい恋愛から抜け出すためには、まずは自分が共依存恋愛に陥ってることに気づく必要があります。


そのことに気づいてもらうためにも、共依存恋愛に陥っている恋愛依存症と回避依存症カップルの恋愛初期から結末までの心理をシェアしていきます。

回避依存症者 = 男性🤴
恋愛依存症者(もしくは共依存症者) = 女性👸

に当てはめて解説しているので、恋愛依存症の男性や回避依存症の女性は、性別を逆に当てはめながらご覧ください。

👼 記事の解説者:満月(みつき)

元 恋愛依存症(共依存症+回避依存症)
脳のしくみや心理学を学び、恋愛依存症の克服・回避依存症の夫との関係を劇的に改善。

現在は「恋愛依存症・回避依存症の専門家」として活動。心理資格は5つ。

noteやX(Twitter)による発信活動、心理分析、心理療法によるカウンセリングサービスを提供。

Xの本アカ@loveshare0001
Xのサブアカ@loveshare0002

くわしいプロフィール



❶ 出会った瞬間にドキッ!【 一目惚れ期 】


👶 ヤバみつの決まり文句
「今度こそ運命の人だ♡♡♡」


回避依存症者と恋愛依存症者によくあるのが、一目惚れからのはじまり。

出会った瞬間に、ドキッとする。両者が意識的にも無意識的にもこんな感覚になります。

👩‍❤️‍👨
ギュッと心と心が吸いつくような感覚
出会うことが仕組まれていたような感覚
まるで昔に出会ったかのような懐かしい感覚


ヤバみつ👶「どうしてこんな感覚になるの?」


心理学では、共依存恋愛は、親子関係・過去の恋愛関係における未練や課題をやりなおすために繰り返しているものだと言われています。

つまり、恋愛依存症者と回避依存症者は、親子関係・過去の恋愛関係における未練や課題をやりなおすために、心の底から探し求めていたパートナーということになります💘


心の底から求めていたパートナーと出会うわけですから、心と心が吸いつくような感覚、運命の出会いとして仕組まれている感覚になっても不思議ではありませんし、一目惚れをするのも自然なこと。


親や過去のパートナーにも似ているので、どこか懐かしい感覚になっても当たり前なんですよね。



👸 恋愛依存症者

回避依存症者の外面の魅力や有能さ、カリスマ性、力強いポジティブな言葉などに惹かれます。

「私を助けてくれそう!」
「私が探していた理想の人だわ!」

孤独で殺伐とした世界や過去の苦しみから救い出してくれる理想の王子様、ヒーローのような存在に見え、とても強く惹かれます。

🤴 回避依存症者

恋愛依存症者の繊細、素直、従順、愛情深さ、思いやりのある性格に惹かれます。

「俺を傷つけることはなさそう!」
「俺の本音を受け入れてくれそう!」


信頼できる予感
本音を話せる予感が湧き、とても強く惹かれます。


ピア・メロディの『恋愛依存症の心理分析」では、この一目惚れを「一目依存症」と表現されています。

👶「うん、まさに一目依存症だわ・・・」


❷ バラ色の世界へ突入!【 ハネムーン期 】

👶 ヤバみつの妄言
「わたし、愛されてる♡♡♡」


一目惚れ期のあと、恋愛がはじまると両者が非現実的なバラ色の世界に突入します。


このとき両者の脳内には「PEA」( ファニールエチルアミン )通称、恋愛ホルモンと呼ばれる物質が分泌されます。実は、この物質は「覚醒剤」と似た働きをするほど強力な天然の麻薬みたいなものなんです。

PEAが分泌されてるあいだは「夢ごごち」「目がハート」のような状態になるので、いわゆる恋は盲目、アバタもエクボ化します。

そのおかげでパートナーの欠陥や悪い部分は見えなくなりますし、ネガティブな気持ちや思考も湧かなくなります✨

🤴回避依存症者


完璧な自分を演じて恋愛依存症者を誘惑します。

回避依存症者は誘惑が得意!
なので、異性からも同性からもモテる方が多いですね!

💎 誘惑する3つの方法 💎
✔︎ 権力
✔︎ 保護
✔︎ 気配り


✔︎ 権力

経済力や社会的地位などの目に見えてわかりやすい権力をアピールして口説きます。

「俺の年収は○○ある」
「俺は○○○の会社で働いてる」
「俺は○○○の肩書きや資格を持ってる」

✔︎ 保護

悩んでいたり、困っている恋愛依存症者を献身的に支える姿勢をみせます。まるで王子様やヒーロー。

「君なら大丈夫だよ」
「なにかあったら言ってね」
「俺が助けてあげるからね」

✔︎ 気配り

恋愛依存症者が喉から手が出るほど欲していた関心を与えます。

「どうしたの?」
「今なにしてるの?」
「時間あるなら話せる?」
「なにが食べたい?どこいきたい?」

👸 恋愛依存症者

回避依存症者が誘惑してくれたおかげで、どんどん(みせかけの)自信がつきます。

自分とパートナーを全肯定しはじめ、生きる活力自分の存在意義を手にいれます。


❸ 私生活では手に入らない、"えもいわれぬ快感"を味わう


👶ヤバみつの安堵
「やっと救われた・・・。」


👸 恋愛依存症者

家庭環境、過去の恋愛の苦しみからの解放感

「やっと運命のひとに出会えた!」という幸福感満足感

孤独・空虚・自己嫌悪・自己否定がめぐる殺伐のした世界から抜け出した勝利感達成感


このようなポジティブな感情による"えもいわれぬ快感"が頭や身体中をめぐります。

🤴 回避依存症者

「こんなにも自分を慕ってくれているんだ!」という高揚感達成感

「どんな自分でも受け入れてくれるひとが見つかった!」という(家庭環境や過去の恋愛による)コントロール地獄からの解放感

恋愛依存症者が称賛し、強い好意を示してくれたおかげでだれよりも価値が高い自分、ヒーローや王子様のような特別な自分になれたという優越感

このようなポジティブな感情による"えもいわれぬ快感"が頭や身体中をめぐります。


❹ バラ色の世界が崩壊しはじめる

👶ヤバみつの不安
「最近、なんか冷たいなぁ・・・」


👸 恋愛依存症者

恋愛依存症者はパートナーと距離の近い関係を好みます。

なので、なんの悪気もなく回避依存症者に近づきたい攻撃をしかけます。

「もっと会いたい」
「もっと連絡がほしい」
「もっとセックスがしたい」

などと要求をするように。

このような願望はだれにでもありますが、シビアな話をするとパートナーの自然な欲求を無視して自分の都合のいいようにコントロールしようとしていることになります。

恋愛依存症者的には「私を愛してくれてるなら、そのくらいして当たり前」なのでコントロールしている自覚はありません。


しかし、回避依存症者の演技にも限界がやってきます。

「最初のころより冷たいような・・・」
「なんだかデートが盛り上がらないな・・・」
「気のせいかな?大丈夫だよね・・・?」


このようにだんだんと悪い予感が湧いてきます。

🤴 回避依存症者


精神的にも肉体的にも距離を置くことを望む回避依存症者にとっては、恋愛依存症者の近づきたい攻撃が苦痛でたまりません。

まさに自分の心のパーソナルスペースに土足で踏み込まれる感覚です。


回避依存症者にももちろん優しい部分があるので「できるだけ要求に応えてあげたいな・・・」と最初は思います。

しかしそのキャパは狭いため、勢いがとまることのない恋愛依存症者の要求に圧倒されはじめます。

恋愛依存症者の要求を永遠に叶え続けなければいけないようなプレッシャー(精神的圧力)を感じ、空気が吸えないような窒息感や自分のメンタルエネルギーをすべて奪われるような感覚を味わいます。

恋愛依存症者に自分が都合よくコントロールされているような気さえしてきます。

(実際、恋愛依存症者は回避依存症者を精神安定剤のようにしてエネルギーをもらおうとしています。)


このような状況になるとたいていの回避依存症者は幼少期を振りかえり、

「またしても弱くて無力な人間(主に母親や過去の恋人)の面倒を見続けなければいけない苦しみ」という、自分がなんとしても避けたかったメンタル消耗生活の再来に気づきはじめます。


母親や過去の恋人への怒りと現在の怒りがまざり、恋愛依存症者の弱さや無力さへの憤りや不快感、落胆する気持ちが湧いてきます。

❺ 回避依存症者が距離を置きはじめ、恋愛依存症者は殺伐とした世界に引き戻される


👶ヤバみつの悟り
「もうオワタ」


🤴 回避依存症者

窒息感から解放されるため、消耗したメンタルのエネルギーを回復するため、全力で距離を詰めようとする恋愛依存症者を遠ざけるために、恋愛依存症者から距離をおきはじめます。

距離をおくために恋愛依存症者とは別のことに集中するようになります。

【例】仕事/趣味/アルコール/
  ギャンブル/他の女性など


また、恋愛依存症者と距離をおくための4つの壁(こちらの記事を参照)も発動します。

◉ 怒りの壁
◉ 沈黙の壁
◉ 偽りの成熟の壁
◉ 快活の壁


自分の人生を支配されないように、恋愛依存症者からの要求を「拒否する」「無視する」ようになります。

👸 恋愛依存症者

恋愛依存症者は、ふたりのあいだに突如あらわれた壁にビビり倒します。

「離れないで!愛してほしい!」
「もしかして冷められたの?!嫌だ!」

というように見捨てられ不安も刺激されはじめます。

バラ色の世界が崩壊し、一気に地獄のような殺伐とした世界に逆戻り☠️


回避依存症者が自分以外のもの(仕事/趣味/アルコール/ギャンブル/他の女性など)に集中する姿をみて、自分の王子様やヒーローなどではなかったことを悟ります☠️


しかし、恋愛依存症者はその現実を受け入れられず、なんとか相手を変えようと試みます。

【例】泣いてみる、怒ってみる、お金やセックスで釣ってみる、脅してみる、媚びてみる、関心をひくためにわざと冷たくしてみる、浮気してみる

言うまでもなく、この試みは失敗。

むしろ回避依存症者に不信感不快感を持たれるだけ。

この状態は男性から言わせるメンヘラであり、ヤバい女と判定される問題行動・・・らしいですね😂

❻ ついになにをやっても無駄で「自分の負け」だと認識する


👶ヤバみつの自虐
「同じこと繰り返してるわたし、クズ」

🤴 回避依存症者

ひきつづき、4つの壁を使ったり他のことに集中して距離を置きつづけます。


👸 恋愛依存症者


「裏切られたこと」
「もう愛されていないこと」
「やっぱり見捨てられたこと」
「過去の恋愛のような悪夢が再来したこと」

を実感して絶望。


自分の王子様やヒーローなんかではなく、自分をひどく傷つけた「加害者」「悪人」の称号を回避依存症者に与えます☠️


このころから禁断症状を味わいます。

抑うつ、孤独感、無価値感、怒り、憤り、悲しみ、自己嫌悪、自己否定、空虚感、焦燥、愛の渇望、絶望感、不眠など

禁断症状のレベルはなんだかんだ耐えられるレベルなのか、本当に耐えがたいレベルなのか個人差があります。

多くの場合は、仕事も手につかない、家事や子育ても手につかないというような状態になります。

このあとの恋愛依存症者の行動は2極化。

💎 あきらめるタイプは、2人の関係性をこのまま放置。「どうしようもない」「もうどうにでもなれ」と諦めます。ほかの新しいパートナーを探したりしながら、見つかれば乗り換えます。

💎 しがみつくタイプは、2人の関係性をどうにか変えようとします。その場合は次の❼〜❽に進みます。


このときに適切なメンタルケアをしていかないと、ふたたび抜け出せない恋愛依存迷路の∞ループに落ちることに・・・⚡️⚡️

❼ 回避依存者を取り戻そうとしたり、復讐しようなどの目標をもち、いろいろ妄想する


👶ヤバみつのストレス耐性は神
「負けねぇ」


👸 恋愛依存症者

回避依存症者を取り戻そうとしたり、復讐しようなどの目標をもち、どんな風に取り戻そうか?どんな風に復讐しようか?などの妄想をはじめます。

❶ 1人になる恐怖が大きい場合 ▶︎ 取り戻そうとする
❷ 怒りや嫉妬が大きい場合 ▶︎ 復讐しようとする
❶と❷の両方


たとえネガティブな目標であっても妄想していれば禁断症状は少しだけ和らぎます。


友だちやカウンセラーに相談してみたり、GoogleやSNSで男性心理を検索してみたりしますが、たいていは自分の頭の中でネガティブな思考をめぐらす毎日を送ることに。

「どうすれば彼は反省するのか」
「どうすれば彼は愛してくれるのか」
「〜すれば改心するに違いない」
「〜すれば彼は愛してくれるに違いない」

じつは、これは相手をコントロールしようとしてる状態。(たいていは無自覚)しかし、本当にコントロールしなければならないのは自分のこと。


恋愛依存症者は自分の気持ちをコントロールできない(と思い込んでいるか、コントロールすべきことを知らない)ので、相手をコントロールして愛させようと考えます。

それと同時に、なんとしても愛してもらうために、また冷められないように「回避依存症者の言いなり状態」「回避依存症者の都合のいい状態」にもなっていきます。

最終的には回避依存症者がふたりの関係の主導権を握り、恋愛依存症者が支配されるようになります。

【 支配 】
支配とは、攻撃的な態度や暴力でコントロールする状態だけではありません。

攻撃性はなくとも、あなたの思考や感情をナチュラルにコントロールされる状態も含みます。いつのまにか回避依存症者のペースにのめりこまされるような状態ですね。


🤴 回避依存症者

コントロールしようとしてくる恋愛依存症者から逃れるために、どんどん距離を置こうとします。

また自分が恋愛依存症者にコントロールされないために、壁をうまくつかいながら恋愛依存者をコントロールしていきます。

回避依存症者の対応は悪化の一途。

❽ 妄想的戦略(問題行動)を実行する

👸恋愛依存症者

回避依存症者を変えるために、ついに妄想的戦略(駆け引き、問題行動)を起こします。

【例】ケータイを見て行動を把握してみる/別れようと言い出してみる/恋愛テクニックをつかってみる/友だちにアドバイスされた戦略をつかってみる/何度もLINEを送ってみる/何度も電話をしてみる/話し合いにひきづりこんでみる/泣き叫んでみる


🤴 回避依存症者

恋愛依存症者のたび重なる妄想的戦略にハマり、ごくまれに罪悪感が湧くことがあります。

距離を置いたことによる罪悪感・コントロールしすぎた罪悪感・傷つけてしまった罪悪感・面倒をみたり関心を寄せてあげられなかった罪悪感など


また、このまま恋愛依存症者を放っておくと「自分が見捨てられるかもしれない」と不安も湧いてくることも。回避依存症者にも見捨てられる不安があるので当然ですね!

❾ 回避依存症者が恋愛依存症者のもとへ戻ってくると❷のステップから同じことを繰り返す

もしくは、恋愛依存症者が新しいパートナーを見つけ出し、そのパートナーと新しい共依存恋愛を❶のステップから繰り返す


💎 回避依存者がもどってくる場合

このまま恋愛依存症者を放っておくと「自分が見捨てられるかもしれない」と考えた回避依存症者は、恋愛依存症のもとに戻ろうとします。

ふたたび❷のハネムーン期が始まります。

👸 恋愛依存症者

「やっと改心したのね」
「今度こそ愛してくれるのね」
「やっと戻ってきてくれたのね」
「やっぱり私たちは運命だったんだわ」


まさに、バラ色の世界の再来。
満足感、達成感、勝利感で胸がいっぱいになります。

自分が恋愛依存症であることもすっかり忘れます🙂


メンタルが落ち着くので、恋愛初期の従順さや素直さ、思いやりを思い出し、過剰な要求はいったん落ちつきます。

🤴 回避依存症者

恋愛依存症者の要求がいったん落ち着くので、壁をとりさり、恋愛初期のように距離を縮めます✨

💎 回避依存症者は戻ってこないが、他の新しいパートナーが見つかった場合


恋愛依存症者は新しいパートナーと共依存恋愛サイクルの❶のステップから繰り返します。

孤独で殺伐とした世界 ▶︎ 運命的な出会い ▶︎ 非現実的なバラ色の世界 ▶︎ バラ色の世界の崩壊 ▶︎ 禁断症状 ▶︎ 取り戻したり、復讐する戦略を練る ▶︎ 戦略を実行 ▶︎ 回避依存者が戻ってこない ▶︎ 孤独で殺伐とした世界 ▶︎ 運命的な出会い・・・という∞ループ⚡️⚡️⚡️


これぞ、恋愛のミステリーサイクル😱😱😱
ゾッとする話😱😱😱


以上、恋愛依存症と回避依存症カップルの恋愛初期から結末までの心理でした。


ちなみに・・・
一度このサイクルが終わると、次のサイクルでは役割が変わることがあります。

恋愛依存症役だった人が回避依存症役になったり、
回避依存症役だった人が恋愛依存症役になったり。

わたしは両方のサイクルを経験しています。

たとえば、回避依存症の女性が恋愛依存症の男性に浮気をされてひどく傷つき、見捨てられ不安が強くなると恋愛依存症になることがあります。

逆に恋愛依存症の女性が回避依存症の男性に浮気をされてひどく傷つき、「もうだれも信じないわ!」と親密になる恐れが強くなると回避依存症に変わります。


さいごに


ちょうど、私が夫に頼らずに"自分で自分を幸せにする"と決意をしたころ。


私のメンター、ベストセラー作家の本田健さんが、YouTubeで一冊の本を紹介されてました。


心理学者、伊藤明先生の
『 恋愛依存症 』という本です。



あのときに「 読んでみようかな 」と決めていなければ、いまの私は存在してなかったと思います。まさに人生を変えてくれた1冊。

恋愛依存症のこと
回避依存症のこと
脱走者、独裁者、搾取者、ナルシストタイプのこと
共依存恋愛サイクルのこと


専門家の立場からとてもわかりやすく書かれてました。


私のnoteに興味を持たれた方なら、きっと伊藤明先生の本も役に立つかと思います。


実は、かなり昔からこの本の存在は知っていました。


メンタリストDaiGoさんもニコニコ動画でオススメされていたからです。


しかし、不思議と当時の私は「読む」という選択はしませんでした。


当時の私はきっと、本を読むような努力をしなくても

「いつか幸せになれるはず」
「きっといつか愛してくれるはず」

という非現実的で他力本願な気持ちで生きていたからだと思います。


過去の私は何度も恋愛依存症克服のチャンスを逃してきたというわけです。

さて、共依存恋愛サイクルを知ったあなたはいまどんなお気持ちでしょうか。


私は、歴代の彼氏や夫との関係の中で、なんどもこのサイクルを無意識に繰り返していたことに気づいたときはゾッッとしました。


さらになんと、私の両親も同じサイクルを繰り返していたのです。


「もう離婚する」「やっぱり離婚しない」


この両親の口だけのやりとりに、幼少期からウンザリしていたのを思い出しました。それにもかかわらず、両親たちの問題行動を(脳みそが)無意識にマネしていたわけです。ほんとうに驚きました。


あなたはどうだったでしょうか。


私が恋愛依存症を克服するためにカウンセリングを受けたり、本気で心理学を学ぶ気になったのは、このサイクルを知ってから。

経験上、克服しないと永遠にこのサイクルから抜け出すことができない自信があったので🤣


このサイクルを知れたおかげで、私は今、非現実的なバラ色の世界ではなく現実的なバラ色の世界にいます。


それがあなたにとっても良いことなのか悪いことなのかはわかりませんが、少しでもお役に立っていれば嬉しいです。

この記事があなたの幸せの伏線となりますように。
私はここで、応援しています。


🔻恋愛依存症のかたに人気の記事🔻




🔻 回避依存症の彼がいる方に人気の記事 🔻






(参考文献)

『恋愛依存症』伊藤明(実業之日本社)
『恋愛依存症の心理分析』ピア・メロディ(大和書房)
『愛しすぎる女たち』ロビン・ノーウッド(読売新聞社)